この記事の結論
- シフト作成ツールは、希望シフトの集め方(アプリ・LINE)、自動作成の有無、人件費の管理、勤怠との連携の4点で選ぶと失敗しにくくなります。
- 料金はスタッフ1人あたり月額100〜300円程度の製品が多く、無料で始められる製品(oplus、スマレジ・タイムカード、ジョブカンの無料プランなど)もあります。
- シフト専用のツールと、勤怠管理システムのシフト機能があります。打刻や給与計算までまとめたいなら、勤怠管理システムのシフト機能も候補になります。
- 迷ったら、10問の無料診断で自社に合う3製品を確認できます。
この記事では、シフト作成・シフト管理ツール8製品を、各社の公式サイト・料金ページで確認した情報(情報確認日:2026年10月16日)をもとに比較します。
シフト作成ツールとは?
シフト作成ツールとは、スタッフから希望シフトを集め、シフト表を作成し、確定したシフトを共有するまでをまとめて行うツールです。紙やExcel、個人のLINEでのやりとりに比べて、シフト作成にかかる時間とミスを減らせます。基本から知りたい方は「シフト作成ツールとは?」をご覧ください。
シフト作成ツール8選の料金・機能比較表
| 製品名 | 料金(公式の表記) | 自動作成 | 希望シフト提出 | 人件費管理 | 勤怠連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| Airシフト | スタッフ1人あたり月額330円(税込) | 要問い合わせ | ○ | ○ | ○ |
| らくしふ | 20名までは定額、詳細は問い合わせ | ○ | ○(LINE) | ○ | ○ |
| oplus | 自動シフト作成機能は1ユーザー月額300円 | ○ | 要問い合わせ | ○ | 要問い合わせ |
| ジョブカン勤怠管理(シフト管理) | シフト管理単独は1ユーザー月額200円(税抜)、無料プランあり | ○ | ○ | 要問い合わせ | ○ |
| スマレジ・タイムカード | 10名まで無料、11名以上は1人月額110円(税込)〜 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ○ |
| HRMOS勤怠(シフト管理) | シフト管理は1人月額50円(税抜)のオプション | 要問い合わせ | オプション | 要問い合わせ | ○ |
| ジンジャー勤怠(シフト管理) | 製品ごとに月額300円〜(税別) | 要問い合わせ | ○ | 要問い合わせ | ○ |
| Lark PR | スタータープランは無料、プロは1ユーザー月額1,420円(年払い・税抜) | 個別開発で対応 | 個別開発で対応 | 要問い合わせ | ○ |
※「要問い合わせ」は、公式サイトで対応状況を確認できなかった項目です。※料金・機能は2026年10月16日時点で各社の公式ページを確認したものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。※Larkは運営者が販売に関わるツールです。
8項目(複数店舗、他店舗ヘルプ、シフト共有、給与計算連携などを含む)は、シフト作成ツールの比較表で絞り込みながら比較できます。
シフト作成ツールの選び方【4つのポイント】
1. 希望シフトの集め方
アルバイト・パートが多い職場では、希望シフトをどう集めるかが最も大切です。Airシフトはスタッフ用アプリ「シフトボード」、らくしふはLINEで希望シフトを集められます。スタッフに新しいアプリを入れてもらうか、普段使っているLINEで済ませるかで選び方が変わります。詳しくは「希望シフトの集め方」をご覧ください。
2. 自動作成が必要か
スタッフが多い、条件(必要人数・連勤・スキルなど)が複雑、という場合は自動作成機能が役立ちます。らくしふ、oplus、ジョブカン勤怠管理が自動作成に対応しています。詳しくは「シフト自動作成ツールの比較」をご覧ください。
3. 人件費を管理したいか
シフトを組む段階で人件費の見込みがわかると、売上に対して人を配置しすぎていないかを確認できます。Airシフトは労働時間と時給・交通費から概算人件費を計算でき、らくしふは人件費率の自動計算、oplusは人件費計画の把握に対応しています。
4. 勤怠・給与計算とつなげるか
シフトと打刻の実績を照らし合わせたり、給与計算に連携したりするなら、勤怠管理システムのシフト機能(ジョブカン、スマレジ・タイムカード、HRMOS勤怠、ジンジャー勤怠)も候補になります。
おすすめのシフト作成ツール8選
Airシフト(株式会社リクルート)

スタッフ用アプリ「シフトボード」で希望シフトを集め、シフト作成・共有・人件費の確認までできるシフト管理サービスです。
- 料金:スタッフ1人あたり月額330円(税込)。スタッフが2人以下の場合は一律月額990円(税込)。利用開始月と翌月は無料(無料期間終了後に自動で課金されない)、初期費用0円
- 主な機能:シフトボードからの希望シフトの収集と表への自動反映、提出締切の自動リマインド、概算人件費の計算、複数店舗の管理、タイムカード
- 連携:給与計算ソフトへのデータ送信は現在freee人事労務のみ対応(公式サイトの記載)
らくしふ by SmartHR

LINEで希望シフトを集められるクラウドシフト管理サービスです。
- 料金:20名までは定額料金。料金の詳細は問い合わせ・資料請求で案内
- 主な機能:LINEでの希望シフトの回収、シフト自動作成、人件費率の自動計算、複数店舗・複数業態の一元管理、他店舗ヘルプの調整、勤怠機能
oplus

「無料のシフト・勤怠管理サービス」として提供されているクラウドサービスです。自動シフト作成機能は有料です。
- 料金:自動シフト作成機能は1ユーザー月額300円
- 自動シフト作成で設定できる条件:曜日別・日付別の必要人数、割り当てスタッフ、割り当てロジック、夜勤(日跨ぎ)、出勤インターバル、連勤アラート、業務別時給の上書き
- 主な機能:人件費計画の把握、本部から各拠点のシフト状況の把握
ジョブカン勤怠管理(シフト管理)

勤怠管理システムのシフト管理機能です。シフトパターン設定、シフト募集・申請、シフト自動作成、シフト公開に対応しています。
- 料金:無料プランあり(機能制限あり)。シフト管理を単独で使う場合は1ユーザー月額200円(税抜・月額最低2,000円)、出勤管理などを追加すると1機能ごとに+100円
スマレジ・タイムカード
10名まで無料のスタンダードプランがあり、シフトの作成から共有、勤怠・給与計算までつながる勤怠・シフト管理です。シフト時間の管理単位を1分から60分まで設定でき、朝番・夜番などの勤務パターンも作れます。
HRMOS勤怠(シフト管理)
HRMOS勤怠のシフト管理機能(オプション、1人あたり月額50円・税抜)で、希望シフトの申請、他拠点へのヘルプ勤務、勤務要請・変更依頼に対応しています。
ジンジャー勤怠(シフト管理)
シフトの申請・承認に加えて、人手の過不足を確認して他店舗にヘルプを依頼できます。
Lark(Lark Japan株式会社) PR
※Larkは、当サイトの運営者が販売に関わっているツールです。
Larkの勤怠管理では、勤怠管理グループごとに固定シフトかシフト制かを選んでシフトを設定できます。シフトの自動作成や希望シフトの提出は、Larkと連携するWebアプリを個別に開発して対応できます(要問い合わせ)。チャットや勤怠と一緒にシフトを管理したい企業に向いています。
規模・業種別の選び方
| 状況 | 検討しやすい製品 | 理由 |
|---|---|---|
| 1店舗・スタッフ10名以下 | スマレジ・タイムカード、oplus | 無料から始められる |
| アルバイトが多く、希望シフトの回収が大変 | Airシフト、らくしふ | アプリやLINEで希望シフトを集められる |
| 複数店舗で人の貸し借りがある | らくしふ、ジンジャー勤怠 | 他店舗ヘルプの調整・依頼 |
| 条件が複雑でシフト作成に時間がかかる | らくしふ、oplus、ジョブカン | 自動作成に対応 |
| 打刻・給与計算までまとめたい | ジョブカン、スマレジ・タイムカード | 勤怠・給与計算と同じ製品 |
飲食店の勤怠とシフトについては「飲食店向け勤怠管理システムの選び方」でも解説しています。
導入の流れ
- 今のシフト作成の流れを書き出す:希望の集め方、作成にかかる時間、共有の方法、困っていることを整理します。
- 候補を2〜3製品に絞る:比較表や無料診断で、条件に合う製品を選びます。
- 1か月分のシフトを試しに作る:無料期間に、実際の希望を集めて1か月分のシフトを作ってみます。
- スタッフに説明する:希望の提出方法と締切、確定シフトの確認方法を説明します。
- 並行運用してから切り替える:最初の1か月は従来の方法も残し、問題がなければ切り替えます。
