この記事の結論

  • 少人数なら無料プランから始められます。20ユーザーまでならLark、30人までならLINE WORKS、人数の制限なしで試すならSlackやChatworkのフリープランがあります。
  • 有料でも、1ユーザー月額450〜1,000円程度で使える製品が多くあります。20名なら月1万〜2万円程度が目安です(下の試算を参照)。
  • 無料プランはメッセージの閲覧期間や人数に制限があるため、記録として残したい情報が多い場合は有料プランを前提に考えましょう。

中小企業がグループウェアを導入するきっかけ

無料プランがあるグループウェア・ビジネスチャット

製品名無料プランの範囲(公式の表記)主な制限
Lark PRスタータープラン:20ユーザーまでストレージ100GB、ビデオ会議は1対1、チャット履歴は18か月保存
LINE WORKSフリープラン:30人までグループ通話は4人・60分まで、共有ストレージ合計5GB
Slackフリープランメッセージ履歴は90日間、アプリ連携は10個まで、ハドルは1対1
Chatworkフリープラン:組織100人までメッセージ閲覧は直近40日、ストレージ組織10GB、通話は1対1

(情報確認日:2026年10月16日)※Larkは運営者が販売に関わるツールです。

Lark(PR)

Larkの紹介サイト
出典:Lark公式販売代理店 株式会社グッドウェーブのLark紹介サイト(2026年10月16日取得)

※Larkは、当サイトの運営者が販売に関わっているツールです。 スタータープランは20ユーザーまで無料で、チャット(リアルタイム翻訳あり)や業務フローの自動化(月1,000回まで)、Base(1テーブル2,000行まで)を使えます。

LINE WORKS

LINE WORKSの公式サイト
出典:LINE WORKS公式サイト(2026年10月16日取得)

フリープランは30人まで無料です。LINEと同じ感覚で使え、LINEユーザーとのトークにも対応しています。

Slack / Chatwork

どちらも人数の上限が比較的大きいフリープランがありますが、過去のメッセージを見られる期間に制限があります(Slackは90日間、Chatworkは直近40日)。

低コストで始められる有料プラン

製品名料金(公式の表記)最低契約
LINE WORKSスタンダード 1ユーザー月額450円(年額契約・税抜)—
サイボウズ Officeスタンダード 1ユーザー月額600円(税抜)5ユーザーから
desknet's NEOライト 1ユーザー月額600円(税抜)5ユーザーから
Chatworkスタンダード 1ユーザー月額700円(年間契約・税抜)—
Google WorkspaceBusiness Starter 1ユーザー月額800円(税別・通常料金)—
Slackプロ 1ユーザー月額925円(年払い)—
Microsoft 365Business Basic 1ユーザー月額1,049円相当(年払い・税抜)—
Lark PRプロ 1ユーザー月額1,420円(年払い・税抜)—

※「—」は公式の料金ページで最低契約数の記載を確認できなかったものです。

人数別の月額料金の試算

公式の料金表の数字をもとに、基本的な料金だけで計算した試算です(1ユーザーあたりの料金×人数)。オプション、税、年払いと月払いの違いは考慮していません。実際の見積もりは各社にご確認ください。

製品名(プラン)10名20名50名
LINE WORKS(スタンダード 450円)4,500円9,000円22,500円
サイボウズ Office(スタンダード 600円)6,000円12,000円30,000円
desknet's NEO(ライト 600円)6,000円12,000円30,000円
Chatwork(スタンダード 700円)7,000円14,000円35,000円
Google Workspace(Business Starter 800円)8,000円16,000円40,000円
Slack(プロ 925円)9,250円18,500円46,250円
Microsoft 365(Business Basic 1,049円)10,490円20,980円52,450円
Lark(プロ 1,420円) PR14,200円28,400円71,000円

中小企業がグループウェアを選ぶポイント

  1. まず解決したい課題を1つに絞る:連絡の一本化、申請の電子化、資料の共有など、最初の目的を決めます。
  2. 無料プランで試せるかを確認する:無料プランや30日間程度の無料試用で、実際の業務で使えるかを試します。
  3. 最低契約ユーザー数を確認する:5ユーザーや10ユーザーからの製品は、少人数だと割高になることがあります。
  4. 管理の手間を考える:専任の担当者がいない場合は、設定がシンプルで、スマホからも使いやすい製品を選びます。

導入の手順(中小企業向け)

  1. 困っていることを書き出す:連絡、申請、資料の共有など、社員から困っていることを集めます。
  2. 候補を2つに絞る:グループウェアの比較表や無料診断で候補を選びます。
  3. 2〜3名で1〜2週間試す:無料プランや試用で、実際の連絡や申請を行ってみます。
  4. 使い方のルールを決める:グループの作り方、ファイルの置き場所、社外ユーザーの招待のルールを決めます。
  5. 全員に展開する:最初の1か月は、使い方の質問を受け付ける担当者を決めておくと定着しやすくなります。